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2026.02.08SW工法のデメリットとは?専門家と利用者の本音を解説
高性能な住宅として注目を集めるSW工法(スーパーウォール工法)。
高い断熱性や気密性、耐震性に魅力を感じ、マイホームの選択肢として検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、インターネットで情報を集めていると、「後悔した」といった気になる声を見かけることもあります。
実は、こうした声の多くは、工法そのものの問題というより、設計段階での配慮や住まい方への理解が少し足りなかったことに起因するケースが少なくありません。
そこで今回は、SW工法の住み心地やデメリットについて、より深く掘り下げてご紹介します。
SW工法の住み心地に関する本音は
設計次第で夏はオーブン状態になる
SW工法の住宅は、非常に高い気密性と断熱性を誇ります。
これは冬の暖かさを保つ大きなメリットですが、裏を返せば、一度室内に入った熱が逃げにくいという特性も持っています。
そのため、夏の強い日差しへの対策を怠った設計をしてしまうと、室内に熱がこもり続け、家全体が「オーブンのような状態」になってしまう可能性があります。
「高断熱だから夏も涼しいはず」と単純に考えてしまうと、思わぬ落とし穴にはまるかもしれません。
この問題を避けるためには、設計段階での「日射遮蔽」が極めて重要になります。
具体的には、夏場の高い位置からの日差しを遮るために軒(のき)や庇(ひさし)を深く設計したり、窓の外側にシェードやブラインドを設置したりする方法が有効です。
季節ごとの太陽の動きを計算し、窓の配置や大きさを工夫することで、機械に頼りすぎず自然の力を利用して快適な室温を保つことができます。
計画換気を怠ると結露やカビが発生
高い気密性は、湿気がこもりやすいという側面も持っています。
隙間風がほとんどないSW工法の家では、料理や入浴、洗濯物の室内干しなどで発生した水蒸気が室内に留まりやすくなります。
この湿気を放置してしまうと、窓際や壁の内部で結露が発生し、カビやダニの温床となってしまう危険性があります。
これは、アレルギーなどの健康被害や、住宅そのものの劣化につながる深刻な問題です。
そのため、SW工法の住宅では、高性能な24時間換気システムの設置と、その適切な運用が不可欠です。
常に家全体の空気を新鮮なものに入れ替え、汚れた空気や湿気を確実に排出する空気の通り道(換気ルート)を設計することが重要になります。
また、換気システムのフィルターを定期的に掃除・交換するといったメンテナンスを怠ると性能が低下してしまうため、住み始めてからの管理も大切です。
息苦しさはないが換気計画が必須
「気密性が高いと、なんだか息苦しそう」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、結論から言うと、SW工法の家で息苦しさを感じることはありません。
現在の住宅は、建築基準法によって24時間換気システムの設置が義務付けられています。
SW工法の家は隙間が少ないため、余計なところから空気が入ってくることがなく、換気システムが設計通りに効率よく機能します。
むしろ、家全体の空気を計画的にコントロールできるため、常にクリーンな空気環境を保ちやすいというメリットがあります。
外の花粉やホコリの侵入を抑えつつ、新鮮な外気を取り入れることができるのです。
鉄筋コンクリート造のマンションも気密性が高いですが、「息苦しい」と感じる人が少ないのと同じ理屈です。
重要なのは、換気システムを止めずに正しく使い続けることです。

SW工法デメリット本音は費用と将来性か
初期費用は高いが光熱費は削減可能
SW工法のデメリットとしてまず挙げられるのが、初期費用の高さです。
高性能な断熱パネルや気密性を確保するための部材、高機能な換気システムなどが必要になるため、一般的な木造住宅に比べて建築コストが高くなる傾向があります。
しかし、これは長期的な視点で見ると一概にデメリットとは言えません。
優れた断熱性と気密性によって冷暖房の効率が格段に上がるため、入居後の光熱費を大幅に削減できるからです。
毎月の電気代が安くなることで、建築時にかかった費用を少しずつ回収していくイメージです。
家づくりを考える際は、初期費用だけでなく、住み始めてからかかる光熱費などのランニングコストまで含めた「トータルコスト」で判断することが重要と言えるでしょう。
間取り変更や窓増設のリフォームは困難
SW工法は、柱や梁といった「線」で支える在来工法に、壁という「面」を加えて家全体を一体化させる「モノコック構造」を採用しています。
この構造によって高い耐震性を実現していますが、その反面、将来的なリフォームには制約が出やすくなります。
建物を支える重要な役割を持つ「耐力壁」は、簡単には取り払ったり、大きな穴を開けて窓を増設したりすることができません。
そのため、「子どもが独立したら壁をなくして広いリビングにしたい」といった大規模な間取り変更は難しくなります。
対策としては、新築の設計段階で、将来の家族構成の変化を予測しておくことが大切です。
例えば、可動式の間仕切り家具で部屋を区切るなど、構造に影響を与えずに間取りを変えられる工夫を採り入れると良いでしょう。
コンセントやエアコンの後付けは難しい
リフォームの制約は、間取りだけでなく、コンセントやエアコンといった設備にも及びます。
SW工法の壁の中には、断熱材が隙間なく充填されています。
そのため、後から壁の中に電気配線を通してコンセントを増設するといった工事が難しくなります。
また、エアコンを新たに取り付ける際に壁に配管用の穴を開ける作業も、家の気密性を損なうリスクがあるため慎重に行う必要があります。
こうした事態を避けるためには、設計段階で「少し多すぎるかな?」と感じるくらいコンセントを配置しておくのがおすすめです。
将来エアコンを設置する可能性がある部屋には、あらかじめ専用のコンセントと配管用のスリーブ(穴)を設けておくと安心です。
まとめ
SW工法は、高い断熱性、気密性、耐震性を備えた、快適で安全な暮らしを実現できる優れた工法です。
しかし、その性能を最大限に引き出すためには、工法の特性を深く理解した上での綿密な「設計」が欠かせません。
夏の暑さ対策となる日射遮蔽、結露を防ぐ換気計画、そして将来のライフスタイルを見据えた間取りや設備計画など、建てる前に考えるべきポイントは数多くあります。
SW工法のメリットとデメリットの両方を正しく理解し、信頼できる施工業者と二人三脚で家づくりを進めることが、後悔しないための最も大切な鍵となるでしょう。
当社では、伝統技術と現代の最新技術を融合させることで、デザイン性に優れ、住みやすい家づくりを実現しております。
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