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2025.12.29シューズクロークとは?玄関収納の基本とタイプ別選び方を解説
玄関は家の顔とも言える場所であり、訪れる人に好印象を与える空間でありたいものです。
しかし、家族の靴はもちろん、季節ごとのアイテムやアウトドア用品など、玄関周りは意外と物が多くなりがちです。
こうした悩みを解決する一つの有効な手段として、近年注目されているのがシューズクロークです。
シューズクロークとは
玄関周りの収納スペース
シューズクロークは、玄関の横などに設けられる、土間続きになった広い収納スペースのことです。
間取り図では「SC」や「SIC」といった略称で表記されることもあります。
一般的なシューズボックス(下駄箱)が主に靴の収納に特化しているのに対し、シューズクロークはより多目的な収納空間として利用できます。
玄関を常にすっきりと片付いた状態に保ち、来客時にも慌てない、機能的な空間づくりに貢献します。
靴と多様なアイテムを収納
シューズクロークの大きな特徴は、その収納力の高さにあります。
日常的に履く靴はもちろん、ブーツや長靴といったかさばるものも楽に収まります。
さらに、コートや帽子、傘といった外出時に身につけるアイテム、ベビーカー、ゴルフバッグやキャンプ用品、ガーデニンググッズ、さらには季節外の家電や雛人形、五月人形といった大型の物まで、様々なアイテムを一箇所にまとめて収納することが可能です。
これにより、玄関スペースを広々と使い、室内へのホコリや汚れの持ち込みを軽減する効果も期待できます。

シューズクロークのタイプの選び方
ウォークインとウォークスルー
シューズクロークには、主に「ウォークインタイプ」と「ウォークスルータイプ」の2種類があります。
ウォークインタイプは、出入口が1カ所のみで、部屋のように内部に入って収納物を出し入れする形式です。
壁面を最大限に活用できるため、収納力を重視する場合に適しています。
一方、ウォークスルータイプは、玄関側とホール側など、2カ所に出入口がある形式です。
通り抜けができるため、コートなどを脱いでそのまま室内へ移動するといった、生活動線をスムーズにすることができます。
扉の有無で選択肢が決まる
シューズクロークの扉の有無も、設置する上での重要な選択肢となります。
扉がない「オープンタイプ」は、物の出し入れが容易で、嫌な臭いがこもりにくいというメリットがあります。
しかし、収納内部が玄関から丸見えになるため、見た目に配慮が必要です。
扉を設ける「クローズタイプ」は、玄関から収納スペースを隠すことができ、すっきりとした印象を保てます。
来客時にも安心感がありますが、扉の開閉の手間や、扉分のスペースが必要になります。
カーテンやロールスクリーンで代用するケースもあります。
間取りと生活動線で選ぶ
シューズクロークのタイプを選ぶ際は、自宅の間取りや家族の生活動線を考慮することが大切です。
例えば、キッチンから玄関までの移動が多い場合は、ウォークスルータイプのシューズクロークをキッチンの近くに配置し、パントリー(食品庫)としても活用する間取りも考えられます。
また、帰宅後すぐに手を洗いたい場合は、洗面所をシューズクロークの近くに設けることも効果的です。
家族構成やライフスタイルに合わせて、最適な配置やタイプを選択することが、快適な住まいづくりに繋がります。
シューズクローク設置のメリット・デメリット
収納力向上で玄関が片付く
シューズクロークを設置する最大のメリットは、その圧倒的な収納力によって玄関周りが常に整然とする点です。
散らかりがちな靴や、ベビーカー、アウトドア用品などをすべて収納できるため、玄関を広く、美しく保つことができます。
これにより、毎日の出かける際や帰宅時の準備がスムーズになり、気持ちの良い空間で過ごすことが可能になります。
また、コートなどをシューズクロークに収納することで、室内に花粉やホコリ、ウイルスなどを持ち込むのを軽減する効果も期待できます。
手入れの手間と臭い対策
一方で、シューズクロークには手入れの手間や臭いに関するデメリットも存在します。
土や砂、ホコリなどが入りやすいため、定期的な掃除は欠かせません。
特にオープンタイプの場合、靴の臭いが玄関に漂いやすい可能性があります。
そのため、消臭剤の設置や、換気扇の設置、小窓の設置など、臭い対策を考慮した設計が有効です。
シューズクロークを設ける際は、そのメリットだけでなく、こうしたデメリットや対策についても理解しておくことが重要です。
生活動線がスムーズになる
シューズクロークを計画的に配置することで、生活動線が大幅に改善されます。
例えば、子供が泥んこになって帰宅した場合でも、シューズクローク内で靴を脱ぎ、そのまま手洗い場へ移動するといった一連の動作を、玄関スペースを散らかすことなく完結させることが可能です。
また、外でしか使わないような物(例:除雪道具、ガーデニング用品)も、玄関から近いシューズクロークに収納することで、車への積み込みや片付けが格段に楽になります。
まとめ
シューズクロークは、単に靴を収納する場所というだけでなく、玄関周りを整理整頓し、日々の生活動線をスムーズにするための有効な空間です。
ウォークインタイプやウォークスルータイプ、扉の有無など、その種類は多岐にわたります。
設置する際には、収納したい物の量や種類、そして家族のライフスタイルや間取りとの調和を考慮し、最適なタイプを選ぶことが大切です。
手入れの手間や臭いといったデメリットも理解した上で、計画的に導入することで、玄関をより機能的で、快適な空間へと生まれ変わらせることができるでしょう。
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