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2025.01.04冬の住まいは危険がいっぱい?ヒートショックと断熱性能の関係
冬の寒さ、特に急激な温度変化は、私たちの健康に深刻な影響を与える可能性があります。特に高齢者にとって、そのリスクは高まります。
この寒暖差によって引き起こされる「ヒートショック」は、心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる事態につながる危険性があります。
しかし、ヒートショックは適切な対策によって予防できる可能性があります。
本記事では、ヒートショックのメカニズムや危険性、そしてそれを軽減するための住宅の断熱性能の重要性についてご紹介します。
ヒートショックの危険性と現状
*ヒートショックとは何か
ヒートショックとは、暖かい場所から急に寒い場所へ移動した際、またはその逆の際に、体の血管が急激に収縮したり拡張したりすることで血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中などの重篤な症状を引き起こす現象です。
特に、暖房の効いた室内から、温度の低い浴室やトイレなどに移動する際に起こりやすいとされています。
この急激な温度変化によって、心臓や脳への負担が大きくなり、健康被害につながるのです。
*ヒートショックによる健康被害
ヒートショックによって引き起こされる主な健康被害は、心筋梗塞や脳卒中です。
心筋梗塞は心臓への血液供給が不足することで起こり、激しい胸痛や呼吸困難などの症状が現れます。脳卒中は脳への血液供給が不足することで起こり、半身麻痺や言語障害などの症状が現れます。
さらに、めまい、意識消失といった症状が現れる場合もあります。
これらの症状は、場合によっては命に関わる危険性があります。
*ヒートショックの発生しやすい状況
ヒートショックは、主に冬場、特に朝や夜など、室温が低い時間帯に発生しやすい傾向があります。
高齢者や高血圧、糖尿病などの持病を持つ方は、体温調節機能が低下しているため、ヒートショックのリスクが高まります。
また、飲酒後など、血管が拡張している状態でもリスクが高まります。
特に、暖房の効いていない浴室やトイレ、脱衣所などは、ヒートショックが発生しやすい場所として注意が必要です。
これらの場所では、室温を高く保つ、または暖房器具を使用するなどの対策が重要です。
断熱性能とヒートショックの関係
*寒暖差と血圧変動メカニズム
暖かい場所から寒い場所へ移動すると、体は体温を維持しようと血管を収縮させます。
これにより血圧が上昇します。
その後、熱いお風呂に入ると、今度は血管が拡張し、血圧が急激に低下します。
この血圧の急激な変動が、心臓や脳に大きな負担をかけ、ヒートショックを引き起こすのです。
このメカニズムを理解することで、ヒートショックを予防するための対策が見えてきます。
*断熱性能の重要性
住宅の断熱性能を高めることは、ヒートショック予防に非常に有効です。 断熱性能が高い住宅では、室内の温度差が少なくなり、急激な温度変化による血圧変動を防ぐことができます。 そのため、心筋梗塞や脳卒中などのリスクを軽減することが期待できます。 断熱性能を高めることで、快適な室温を維持し、健康的な生活を送ることが可能になります。
*UA値と断熱等級
UA値(外皮平均熱貫流率)は、住宅の断熱性能を示す指標です。
数値が低いほど、熱が逃げにくく、断熱性能が高いことを意味します。
断熱等級は、UA値に基づいて設定された等級で、等級が高いほど断熱性能が高いことを示します。
住宅を購入またはリフォームする際には、UA値や断熱等級を確認し、断熱性能の高い住宅を選ぶことが重要です。
近年では、省エネルギー基準の強化に伴い、断熱性能の高い住宅が求められています。
高断熱住宅で快適な生活を送るために
*高断熱化によるメリット
高断熱住宅のメリットは、ヒートショック予防だけではありません。
室温を安定させることで、冷暖房の効率が向上し、光熱費の削減につながります。
また、結露の発生を抑えることで、カビやダニの繁殖を防ぎ、健康的な住環境を維持することができます。
さらに、室温が一定に保たれることで、快適な生活を送ることができ、生活の質の向上も期待できます。
*高断熱住宅を選ぶ際のポイント
高断熱住宅を選ぶ際には、UA値や断熱等級を確認することはもちろん、窓の種類や断熱材の種類なども確認することが重要です。
窓は熱の出入りが最も多い部分であるため、断熱性能の高い窓を選ぶことが重要です。
断熱材は、壁や天井、床などに使用され、熱の伝わりを遅らせる役割を果たします。
高性能な断熱材を使用することで、より高い断熱効果が期待できます。
また、家の形状や向きなども、断熱性能に影響を与えるため、総合的に検討することが大切です。
*その他対策
住宅の断熱性能を高める以外にも、ヒートショックを予防するための対策があります。
例えば、浴室や脱衣所などに暖房器具を設置する、入浴前に体を温めてから入浴する、入浴後の急激な体温低下を防ぐために休息をとるなどです。
これらの対策と住宅の断熱性能向上を組み合わせることで、より効果的なヒートショック予防が期待できます。
また、定期的な健康診断を受けることも重要です。
まとめ
本記事では、ヒートショックの危険性と、それを軽減するための住宅の断熱性能の重要性について解説しました。
ヒートショックは、寒暖差による血圧の急激な変動が原因で起こり、心筋梗塞や脳卒中といった重篤な症状につながる可能性があります。
高断熱住宅は、室内の温度差を小さくし、ヒートショックのリスクを軽減する上で非常に有効です。
住宅を選ぶ際には、UA値や断熱等級を確認し、断熱性能の高い住宅を選ぶことが重要です。
さらに、浴室や脱衣所などの暖房、入浴前の準備、入浴後の休息など、日常生活における工夫も合わせて行うことで、より効果的にヒートショックを予防することができます。
健康的な生活を送るためにも、住宅の断熱性能についてしっかりと理解し、適切な対策を講じることが大切です。
快適で安全な住まいづくりを心掛けましょう。
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