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2023.11.25耐震等級3って本当に必要?必要性と耐震基準で重要なポイントを解説!
みなさんは、耐震等級3という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
耐震等級とは耐震性能を示す指標であり、耐震等級3の住宅は震度6強〜7の地震でも軽い補修で住み続けられるといわれています。
今回は、耐震等級3の必要性と耐震性能を測る耐震基準のポイントを解説します。
◻︎耐震等級3の必要性
建築基準法では、耐震等級1の住宅であっても、最低限の安全性が確保されています。
しかし、近年の地震の規模は拡大しており、耐震等級1を満たしているだけでは安全性を確保するのに不十分な場合もあるのです。
耐震等級1は、単発の地震に対する安全性は確保していますが、連続的な揺れには対応していないのです。
熊本地震のように、前震と本震が続くような場合、耐震等級1の住宅では大きな被害が出る可能性があります。
また地震によって家が崩壊しなかったとしても、家が傾いたり、大きな損傷を受けたりした場合、その後の生活は困難になるでしょう。
修復費用もかさみ、精神的なストレスも増大してしまいます。
「人命を守る」だけでなく、「安心して住み続ける」ためにも、住宅には耐震等級3の必要性があるのです。
◻︎耐震基準で重要なポイント4選!
耐震性能を測る耐震基準のポイントを4つ解説します。
1.軽い住宅であるほど耐震性能が高い
建物が軽ければ、地震のエネルギーに対する影響が少なく、耐震性能が高まります。
特に、高い位置にあるものを軽くすると耐震性能が高まるので、屋根材を軽いものに変更するのがおすすめです。
2.床の耐震性能も大切
床の強度が不足していると、建物全体の耐震性が低下します。
特に、吹き抜けの設計がある場合、床の強度が不足すると変形のリスクが高まるので注意が必要です。
3.耐力壁を設置する
耐力壁は、住宅を支えてくれる役割があり、建物の安定性を高める大切な要素です。
多めの耐力壁を配置することによって、耐震性能が高まります。
4.耐力壁と耐震金物のバランスを良くする
耐震金物のバランスが悪いと、建物がねじれたり、倒壊したりするリスクが高まります。
耐力壁も耐震金物も多く設置するだけでは意味がありません。
◻︎まとめ
今回は、耐震等級3の必要性について解説しました。
耐震等級3の住宅は高い安全性をもたらします。
耐震性能を高めるためには、建物の軽量化、床の耐震性能、耐力壁と耐震金物のバランスが大切です。
安全と快適性を両立させるために、これらのポイントをしっかりと押さえましょう。
当社は、お客様に安心安全かつ、快適に過ごしていただけるお住まいを提供しております。
さいたま市周辺で注文住宅を建てたい方は、ぜひ当社にお任せください。
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