家づくりにかかるお金

2020/12/14 ブログ
新築・注文住宅

家づくりにかかるお金は何がある?無理のない資金計画を立てるために必要なことは?

家づくりにかかる費用と聞くと、「家を建てる費用」というイメージを持たれる方が多いですが、実際には家本体にかかる工事費用とは別にお金がかかります。

 

今回は、

 

 家づくりにかかるお金

 資金計画の立て方

 

この2つについて詳しく解説していきます。

 

 

家づくりにかかるお金は?家を建てる以外のお金とは

家づくりにかかるお金を10の数字で表すと、電気や水道系統の配管や配線など家そのものを建てる時に必要な「本体工事」が7。

 

水道やガス管などの引き込み工事の「付帯工事」が3、諸経費やその他費用が1で費用がかかります。

 

そのため家づくりにかかるお金は「家を建てるお金」という認識ではなく、その他にもお金がかかるとしっかり予想しておかないと、予算オーバーになってしまうことがあります。

 

そこでここからは、本体工事以外にかかる家づくりにかかるお金について詳しく解説していきます。

 

 

付帯工事

付帯工事とは、例えば玄関までのアプローチや庭の造園、野外の給排工事、門扉やフェンスなどの外構工事など「屋外にかかる費用」と、照明の設置やエアコンの設置など「建物に付随する費用」の2種類あります。

 

施工や設備によって金額が数百万円に上ることもあり、部屋数が多ければエアコンや照明の取り付け数が多くなるのでその分費用がかかります。

 

 

水回り

諸経費

 

詳細

登録免許税

法務局に対して「登記」の申請を行う時に必要となる費用

住宅ローンを借りた場合は「抵当権設定登記」になるため、ローン借入額×0.1%の費用が必要になる

印紙税

建設を依頼した会社や、住宅ローンを借りる銀行などと契約を結ぶ際に、契約書に貼る収入印紙にかかる費用

不動産取得税

家を建てて不動産を取得した際に課せられる税金のこと

新築住宅の値段1,200万(床面積50㎡以上240㎡以下)×4%

住宅ローン手続き費用

住宅ローンを組む際に必要となる費用

各金融機関によって費用なものが異なるので、事前に確認しておく必要がある

つなぎ融資費用

住宅ローンが実行されるまでに、一時的に借り入れる融資にかかる印紙代や手数料・利息などの費用

火災・地震保険費用

火災保険・地震保険の保険料

各種負担金など

家を建てる地域によって、給水負担金や街並保全費などが必要になる場合がある

 

これら7つの諸費用は、住宅ローンで借りることができない費用になるので、現金で用意しておく必要があります。

 

また、ペアローンと呼ばれる夫婦2人で組む住宅ローンは、夫婦それぞれが別途借り入れを行うことで、配偶者に万が一のことがあった時に配偶者の借り入れ分まで負担せずにすみ、住宅ローン控除を2倍受けることができます。

 

しかし住宅ローン手続きに必要な費用が2倍かかるので注意が必要です。

 

 

施工事例

いくらくらいの家を買う?無理のない資金計画を立てる方法

 

住宅ローンを借り入れるとき、「融資限度額」が金融機関から示されますが、これは施主のライフプランまで考慮されていないので、現在の家賃から返せる額を考えるようにすると安心です。

 

金融機関から借りられる額は、毎月返済する金額と返済期間から考えるようにすることで、無理のない資金計画を立てることができます。

 

返済期間を短くするほど毎月の返済額は高くなりますが、総支払利息は少なくてすみ、定年退職までに完済できるように設定することで、老後に無理のないライフプランを考えることができるようになります。

 

弊社ホームヒカリノアトリエでは、お客様の現在の生活スタイルや、毎月の収支をお聞きして、一番合った金融機関をお勧めしております。

 

金融機関のご紹介前に、お客様の負担にならない資金計画をご提案させていただき、事前審査までサポートさせていただいておりますので、気軽にご相談ください。

 

 

まとめ

家づくりにかかるお金を10の数字で表すと、以下のようにお金がかかります。

 

本体工事:電気水道系統の配管・配線などの工事

付帯工事:本体工事以外の工事

諸費用など:住宅ローンの諸経費や保険料など

 

本体工事と付帯工事にかかる費用は住宅ローンでまかなえますが、諸費用は住宅ローンではまかなえないので現金で用意しておく必要があります。

 

諸費用は家づくりの段階で全て支払い終える必要がありますが、本体工事と付帯工事に必要となった費用は住宅ローンでカバーすることになります。

 

この住宅ローンは現在支払っている家賃額を目安に、毎月無理なく返していける金額を決めて借り入れをするようにしましょう。

 

住宅ローンの返済期間は、定年退職までの期間に支払い終えるように設定しておくと、老後を無理なく過ごすことができます。

 

弊社ホームヒカリノアトリエでは、家づくりの前の段階に土地探しや資金計画・事前審査をサポートさせていただいております。

 

定期的のイベントを開催し、ご家族様ごとに家づくりに関するご相談や資金計画についてのご相談に対応しておりますので、ぜひご参加ください。

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