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2024.10.04ua値q値の意味と計算方法!住宅性能を表す数値をわかりやすく解説
マイホーム購入を検討しているあなたは、住宅性能についてどれくらい知っていますか?
「UA値」や「Q値」といった言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
これらの数値は、住宅の断熱性能や気密性を表す重要な指標です。
本記事では、UA値、Q値、そしてC値の3つの数値をわかりやすく解説することで、あなたが住宅性能を理解し、自分に合った家を選ぶための判断材料を提供します。
□UA値、Q値、C値とは?住宅性能を表す3つの数値
住宅性能を表す数値には、UA値、Q値、C値の3つがあります。
それぞれが異なる要素を表しており、これらの数値を理解することで、住宅の性能を比較検討することができます。
1: UA値
UA値は、「外皮平均熱貫流率」のことです。
住宅内部と外部の温度差が1度あるときに、内部から外皮(屋根や外壁、床、窓やドア等の開口部など建物の表面)を伝わって、外部へと逃げる熱量の合計を外皮面積で割った数値です。
つまり、住宅内の熱の逃げやすさを示しています。
UA値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能の高い・省エネルギー性能が高い住宅となります。
2: C値
C値は「相当隙間面積」のことで、住宅全体にどれくらい隙間があるか、気密性能を表す数値です。
C値が小さいほど隙間が少なく、「気密性の高い住宅」ということになります。
気密性の高い住宅は、内部の暖まった空気が外へ流れ出にくく、外気も入ってきにくいというメリットがあり、断熱性能を示すUA値と同様に住みやすさや省エネに大きく関係します。
UA値とセットでC値も確認することが大切です。
3: Q値
Q値は「熱損失係数」のことで、住宅全体の熱がどれくらい逃げやすいかを表します。
Q値が小さいほど熱が逃げにくく、「断熱性能の高い住宅」ということになります。
UA値との違いは、換気による熱の損失を含む点と、建物の延べ床面積のみで算出する点です。
算出方法、評価ともに違いがあります。

UA値とQ値の計算方法、理想の数値とは?
UA値とQ値は、それぞれ計算式に基づいて算出されます。
1: UA値の計算方法
UA値(W/m²・K)=建物各部の熱損失量(W/K)÷ 延べ外皮面積(㎡)
建物各部の熱損失量は、屋根や天井、外壁、床、開口部など、それぞれの熱量を算出して合計したものです。
2: Q値の計算方法
Q値(W/㎡・K)= 熱損失量(W/K)÷ 延べ床面積(㎡)
計算式の熱損失量は、建物各部の熱損失量と換気による熱損失量の合計になります。
3: 理想とするUA値とQ値
理想とする数値は、地域や基準によって異なりますが、一般的にUA値は小さいほど、Q値も小さいほど、断熱性能が高く、省エネルギー性能が高い住宅と言えます。
例えば、国が推奨するH28省エネ基準では、UA値は地域区分1〜2で0.46W/㎡・K、ZEH基準では0.40W/㎡・Kとなっています。
ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)のことです。
年間のエネルギー収支がゼロになることを目指す、地球環境に配慮した省エネ住宅です。
ZEHは高断熱・高気密住宅でもあるため、より厳しい基準値となっています。
なお、近年あまり使われることがなくなってきたQ値の推奨値は、明確な基準はありません。
しかし、多くのハウスメーカーではQ値を2.7〜1.0W/㎡・Kの範囲内にしていることから、1.6〜1.0W/㎡・Kを目安とすると良いでしょう。
□まとめ
UA値、Q値、C値は、住宅性能を表す重要な指標です。
UA値は断熱性能、C値は気密性能、Q値は熱損失を表しています。
これらの数値を理解することで、住宅の性能を比較検討することができます。
理想とする数値は地域や基準によって異なりますが、一般的にはUA値は小さいほど、Q値も小さいほど、断熱性能が高く、省エネルギー性能が高い住宅と言えます。
住宅購入の際には、これらの数値を参考に、自分に合った家を選びましょう。
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