-
お役立ちブログ 2024.11.20
突き板フローリングの特徴を徹底解説!メリット・デメリットから選び方まで
フローリング材選びは、新築やリフォームにおいて重要な要素の一つです。 さまざまな素材や機能性を持つフローリング材の中から、最適なものを選ぶのは容易ではあ…
-
お役立ちブログ 2024.11.16
rcと木造住宅のメリットとデメリットを比較!あなたに合うのはどっち?
マイホーム購入を検討しているあなた、rcと木造のどちらが良いか迷っていませんか。 rcと木造は、それぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。 こ…
-
お役立ちブログ 2024.11.12
床下空調のメリットデメリットを解説!失敗しないための注意点と効果的な活用法
床下空調は、近年注目を集めている全館空調システムの一種です。 高気密高断熱住宅との相性が良く、省エネ性や快適性も期待できますが、導入前に知っておくべきメ…
-
お役立ちブログ 2024.11.08
全館空調は失敗?メリットとデメリットを比較して賢く選ぼう
全館空調は、家全体を快適な温度に保つことができる画期的なシステムとして、近年注目を集めています。 しかし、導入費用や電気代が高額になるなどのデメリットも…
お役立ちブログ
2022.07.30シックハウス症候群とアトピー性皮膚炎
シックハウス症候群とアトピー性皮膚炎
今から50年ほど前に確認された「シックハウス症候群」は、オイルショックを受けて、欧米で換気量を落とした省エネビルが建てられたことで、さまざまな体調不良を起こす人が続出したことで付けられた和製英語です。
日本では1990年代頃から一般住宅で問題となったシックハウス症候群は、アトピー性皮膚炎と深い関係があると言われていますが、なぜなのでしょうか?
今回は、シックハウス症候群とアトピーの関係について解説していきます。
シックハウス症候群とアトピー性皮膚炎
シックハウス症候群は、現代でも“なまけ病”と言われることがありますが、1980年代半ばに、アメリカの医師と北里研究所病院の石川博士が共同研究を実施したことで、日本でも医学的知見によるシックハウス症候群が広く知られるようになりました。
ここからは、シックハウス症候群の症状とアトピー、原因物質について解説していきます。
シックハウス症候群の症状とアトピー
- 全身の倦怠感
- 食思不振
- 頭痛
- 眠気
- 吐き気
- 下痢
- 腹痛
- 眼がちかちかする
- うつ状態
- 生理不順 など
シックハウス症候群は、体調が悪くて病院で精密検査をしても健康な人と変わらないことも多く、不定愁訴と呼ばれるものに相当します。
家を離れると症状が改善することが多く、家に居ると症状が重くなることから、住宅による化学物質が原因で、さまざまな神経に対する免疫反応なのではないかと考えられています。
シックハウス症候群によるアトピーなどの皮膚症状は、成人型のアトピー性皮膚炎と全く区別がつきません。
顔を含めて、全身の落屑を伴った紅斑、貨幣状型、痒疹型などの特殊な発疹も確認されています。
シックハウス症候群の原因物質
- 床材・ワックス…トリメチルベンゼン・嚥下メチレン、デカン、キシレン
- 畳…フェニトロチオン、粒状ナフタリン
- 断熱材…フロン、ジクロロメタン
- 接着剤…ホルムアルデヒド など
上記は住関係の一部ですが、アトピーを発症させる原因物質は、化学物質だけで衣類やカーテン、エアコン、暖房器具などさまざまなものに潜んでいます。
2003年7月1日から、建築基準法改正によってシックハウス症候群対策が義務づけられたことによって、シックハウス症候群の相談件数は減少しています。
しかしゼロになったわけではないので、家づくりの際は化学物質の使用にも注目しながら進めていくようにしましょう。
【参照】国土交通省
まとめ
シックハウス症候群は、住宅建築の際に使用される化学物質によって引き起こされる、さまざまな体調不良のことを指します。
そのなかでもアトピーの原因にもなっており、家づくりでは化学物質をどれだけ減らすことができるかが、安心して暮らせる住まいの焦点と言っても過言ではありません。
ホームヒカリノアトリエでは、シックハウス症候群に対応した、自然素材の家づくりをご提案しております。
資料請求やZOOMによるご相談など、気軽にご活用ください。
住宅のご相談や資料請求、
物件に関するご質問はこちらからお問い合わせください。