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2025.02.20高気密高断熱住宅でも玄関が寒い!原因と対策とは?
高気密高断熱住宅を建てたのに、玄関が寒くて困っていませんか?せっかくの高性能住宅なのに、玄関だけ寒風吹きすさぶような状態では、快適な生活は送れません。
家族の健康にも影響する可能性も考えられます。
この寒さの原因を究明し、効果的な対策を講じることで、快適で安心できる玄関を実現しましょう。
今回は、高気密高断熱住宅の玄関の寒さ問題について、その原因と対策を分かりやすくご紹介します。
高気密高断熱の玄関の寒さ問題の原因を探る
玄関の構造と熱の移動
玄関は、外気に直接面する構造上、熱の移動が起きやすい場所です。
特に、玄関ドア、壁、床、そして玄関周りの隙間などから熱が逃げやすく、冬場は寒さを感じやすい原因となります。
玄関ドアの材質や断熱性能、ドア枠との隙間、壁や床の断熱材の有無や厚さ、そして玄関周りの気密性などが、玄関の温度に大きく影響します。
例えば、アルミ製の玄関ドアは熱伝導率が高いため、冬場は冷え込みやすく、古いドアや隙間のあるドアは、外気が入り込みやすいので、寒さが増幅されます。
一方、高断熱材を使用したドアや、気密性の高いドア枠を採用することで、熱の移動を抑制し、玄関の温度を保つことが期待できます。
換気システムと玄関の温度
高気密高断熱住宅では、適切な換気システムが重要です。
換気システムが不適切だと、玄関を含む特定の場所に冷たい外気が流れ込み、寒さの原因となることがあります。
特に、玄関に換気口や換気扇がない場合、室内の空気が滞留しやすく、外気の浸入による温度低下が顕著になります。
一方、適切な換気計画によって、室内の空気を効率的に循環させることで、玄関を含む全室の温度を均一に保つことが可能です。
第一種換気システムのように、常に新鮮な空気を供給するシステムを採用することで、玄関の寒さを軽減する効果も期待できます。
ただし、換気システムの設計によっては、玄関に冷たい外気が直接流れ込む可能性もあるので、注意が必要です。
玄関ドアの断熱性能の重要性
玄関ドアは、玄関の寒さ対策において最も重要な要素です。
ドアの断熱性能が低いと、外気温の影響を直接受けてしまい、玄関が寒くなります。
断熱性能の指標として、U値(熱貫流率)が用いられます。
U値が低いほど断熱性能が高く、数値が小さいほど、熱の移動が少なく、室温を維持しやすいことを示します。
玄関ドアを選ぶ際には、U値に注目し、低いU値の製品を選びましょう。
また、ドアの材質も重要です。
木製ドアは断熱性に優れていますが、メンテナンスが必要な場合もあります。
アルミドアは耐久性が高い反面、断熱性能は低いため、断熱材を充填した高断熱タイプを選ぶ必要があります。
さらに、ガラスの種類も重要です。
複層ガラスやLow-Eガラスは、断熱性能を高める効果があります。

高気密高断熱の玄関を快適にするための対策
玄関ドアの選び方
玄関ドアを選ぶ際には、断熱性能と気密性能の両方に注目しましょう。
断熱性能は前述の通りU値で確認できますが、気密性能は、ドアとドア枠の隙間が少ないほど高くなります。
気密性を高めるために、ゴムパッキンや気密材の有無も確認しましょう。
パッキンは経年劣化で性能が低下するため、定期的な点検・交換も重要です。
また、ドアの材質や構造も考慮する必要があります。
断熱材を充填したドアや、ドア枠に断熱材を組み込んだドアは、断熱性能が向上します。
さらに、高性能な複層ガラスやLow-Eガラスを採用したドアは、熱の流出を抑制し、玄関の温度を保つ効果があります。
玄関周りの気密対策
玄関ドアだけでなく、玄関周りの隙間からも熱が逃げます。
そのため、玄関周りの気密対策も重要です。
ドアと枠の隙間、壁とドア枠の隙間、床とドア枠の隙間などに、気密テープやパッキンなどを用いて隙間をなくす工夫が必要です。
特に、古い住宅では、経年劣化によって隙間が大きくなっている可能性があります。
隙間を埋めることで、外気の浸入を防ぎ、冷気を遮断できます。
また、玄関ドアの下部にある隙間には、ドラフトストッパーなどを設置することで、床下からの冷気の浸入を抑制できます。
玄関周りの断熱対策
玄関周りの壁や窓からも熱が逃げます。
そのため、玄関周りの断熱対策も重要です。
玄関に窓がある場合は、断熱性能の高い窓ガラスに交換したり、カーテンやブラインドなどを活用したりすることで、熱の流出を防ぐことができます。
また、玄関周りの壁に断熱材を追加することで、さらに断熱性能を高めることができます。
特に、外壁に断熱材がない場合や、断熱材の厚さが不足している場合は、断熱材の追加を検討しましょう。
玄関の快適性を高めるその他のポイント
玄関周りの日射取得
日射取得は、特に冬場において玄関の温度を上げるのに効果的な手段です。
玄関に窓がある場合は、太陽光を効率的に取り入れるように工夫しましょう。
窓の位置や大きさ、カーテンやブラインドの素材などを考慮することで、日射取得量を調整できます。
南向きの窓は、日中の太陽光を最大限に活用できます。
適切な換気計画の重要性
適切な換気計画は、玄関の寒さ対策だけでなく、室内の空気環境の維持にも重要です。
換気システムによって、常に新鮮な空気を供給することで、室内の温度を均一に保ち、結露の発生も抑制できます。
換気システムを選ぶ際には、室内の気密性や断熱性、そして生活スタイルなどを考慮して、適切なシステムを選びましょう。
玄関収納の工夫
玄関収納は、空間を有効活用するだけでなく、断熱効果を高めることも可能です。
収納内に断熱材を組み込むことで、収納内の温度を保ち、玄関全体の温度を維持する効果が期待できます。
また、収納の配置を工夫することで、外気の影響を受けにくい構造にすることも可能です。
まとめ
高気密高断熱住宅でも、玄関が寒いと感じるのは、玄関ドアの断熱性能や気密性能が低いこと、玄関周りの隙間から熱が逃げていること、換気システムが適切でないことなどが原因として考えられます。
玄関の寒さを解消するには、断熱性能と気密性能の高い玄関ドアを選び、玄関周りの隙間をなくす気密対策、玄関周りの壁や窓の断熱対策を行うことが重要です。
さらに、日射取得や適切な換気計画、玄関収納の工夫なども効果的です。
これらの対策を総合的に行うことで、快適で温かい玄関を実現し、健康的な生活を送ることが期待できます。
当社は、ただ家を建てるだけではなく、お客様が安心して暮らせる快適な住まいを提供することを第一に考えています。
私たちの住まいづくりは「性能」を重視しており、高気密・高断熱のスーパーウォール工法を採用しています。
これにより、少ないエネルギーで夏は涼しく、冬は暖かい住まいを実現しています。
さいたま市周辺で、快適な住環境をお求めの方は、気軽に当社までご連絡ください。
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