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2025.06.08蓄熱暖房機のデメリットとは?導入前に知っておくべきポイント
高気密・高断熱住宅の普及とともに、かつて人気を博した蓄熱暖房機。
しかし近年、電気料金の高騰や機器の老朽化など、新たな課題も浮き彫りになっています。
導入を検討されている方は、そのメリットだけでなく、デメリットについても十分な理解が必要です。
今回は、蓄熱暖房機のデメリットを多角的に検証し、具体的な対策や代替案も提示することで、賢い選択を支援します。
蓄熱暖房機の電気代
電気代高騰の原因
蓄熱暖房機の電気代が高騰している主な原因は、深夜電力料金の値上げと、機器の消費電力にあります。
かつては深夜電力料金の割引制度が導入されており、経済的な暖房手段として注目を集めていました。
しかし、近年は割引幅の縮小や廃止、さらには燃料費調整の影響で、深夜電力料金自体も上昇傾向にあります。
また、蓄熱暖房機はヒートポンプ式エアコンと比較してエネルギー効率が低いため、電気代の負担が大きくなる傾向があります。
特に、古い機種や容量が不適切な機種の場合、電気代の高騰は顕著になります。
電気代を節約する方法
電気代を節約するためには、いくつかの方法があります。
まず、機器の設定を適切に行うことが重要です。
蓄熱時間を短縮したり、使用温度を下げたりすることで、消費電力を抑えることができます。
また、日中の暖房は、補助暖房としてエアコンやストーブなどを併用することで、蓄熱暖房機の稼働時間を短縮できます。
さらに、窓やドアの断熱性を高めることで、室内の熱が逃げにくくなり、省エネルギー効果を高めることが期待できます。
電力料金プランの見直し
電力料金プランの見直しも有効な手段です。
現在契約しているプランが、深夜電力の割引率が低い、あるいは深夜電力帯の時間が短いなど、蓄熱暖房機に適していない可能性があります。
電力会社が提供する様々な料金プランを比較検討し、深夜電力を最大限に活用できるプランに変更することで、電気代を削減できる可能性があります。

蓄熱暖房機のデメリット解消法
朝方の暑さ対策
蓄熱暖房機は、深夜に蓄熱した熱を昼間放出するため、朝方は室温が高くなりすぎる場合があります。
特に、高気密・高断熱住宅では、熱がこもりやすく、朝方の暑さが問題となるケースが多いです。
対策としては、蓄熱量を調整したり、朝方の放熱を抑制する工夫が必要です。
例えば、前日の夜に蓄熱量を調整し、必要最小限の熱量に抑えることで、朝方の暑さを軽減できます。
また、窓を開けて換気を行うことで、室温を下げることができます。
しかし、換気によって室温が下がりすぎる場合は、補助暖房と併用することで、快適な室温を保つことができます。
設定操作の簡略化
蓄熱暖房機の設定操作は、機種によって異なりますが、多くの機種では、タイマー設定や温度設定など、複数の項目を設定する必要があります。
設定操作が煩雑な場合は、取扱説明書をよく読んで、操作に慣れることが重要です。
また、機種によっては、リモコン操作やスマートフォンアプリによる操作に対応しているものもあります。
これらの機能を活用することで、設定操作を簡略化できる場合があります。
適切な温度設定
適切な温度設定も、電気代節約と快適性維持に重要です。
室温設定は、外気温や室内の断熱性能、個人の体感温度などを考慮して、適切な温度に設定することが重要です。
設定温度が高すぎると、消費電力が増加し、電気代が高騰するだけでなく、不快な暑さを感じることがあります。
逆に、設定温度が低すぎると、十分に暖まらず、寒さを感じることがあります。
最適な温度設定を見つけるには、試行錯誤が必要となる場合もあります。
蓄熱暖房機の寿命と維持
機器の老朽化と修理
蓄熱暖房機は、長期間使用することで、内部部品の老朽化が進みます。
特に、ヒーターやファンなどは、消耗品であるため、寿命が来ると故障する可能性があります。
故障した場合、修理が必要となりますが、古い機種の場合、部品の供給が終了している可能性があり、修理が困難なケースもあります。
また、修理費用も高額になる可能性があるため、予め修理費用を考慮しておく必要があります。
修理費用と撤去費用
修理費用は、故障の内容や機種によって大きく異なります。
部品交換だけで済む場合は、比較的低額で済む可能性がありますが、主要部品の交換が必要となる場合は、高額な費用がかかる可能性があります。
また、修理が困難な場合は、機器の交換が必要となる場合もあります。
交換費用は、機器の価格や設置費用、撤去費用などを含めると、非常に高額になります。
撤去費用は、機器の大きさや設置場所によって異なりますが、専門業者に依頼する必要があるため、費用がかかります。
寿命を延ばすメンテナンス
蓄熱暖房機の寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが重要です。
メンテナンス内容は、機種によって異なりますが、一般的には、内部の清掃や部品の点検などが含まれます。
特に、蓄熱体の清掃は、熱効率の低下を防ぐために重要です。
これらのメンテナンスを行うことで、機器の寿命を延ばし、故障を予防することができます。
また、専門業者に定期点検を依頼することで、早期の故障発見や適切なメンテナンスを行うことができます。
まとめ
蓄熱暖房機は、深夜電力を使って暖房を行うため、かつては経済的な暖房手段として人気を博していました。
しかし、近年は電気料金の高騰や機器の老朽化、修理の困難さといったデメリットが顕著になってきています。
導入を検討する際には、電気代の高騰リスク、朝方の暑さ、設定の煩雑さ、修理・撤去費用、乾燥といったデメリットを十分に理解し、適切な対策を講じる必要があります。
また、機種の選定やメンテナンス、電力料金プランの見直しなども考慮し、ご自身のライフスタイルや予算に合った暖房方法を選択することが重要です。
今回は、紹介した情報が、皆様の判断の一助となれば幸いです。
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