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2023.04.28今日から始める災害への備えで家庭でできること4選
災害時の備えとして、近年では「災害に強い家」を建てる方が増えていますが、大切なのは基本的な災害への備えです。
災害への備えは用意しておくものが沢山あるように感じてしまうため、面倒で後回しにしてしまいがちですが、災害はいつ起こるかわからないので今日にでも備えておくと安心です。
今回は今日から始められる災害への備えでできることを4つご紹介いたします。
災害時の備えとして家庭でできる4つのこと
災害への備えは決して難しくありません。
スーパーに行ったときに日持ちする食料品や飲料水を多めに買っておいたり、インターネット通販で防災グッズをそろえて備えることもできます。
ここからは今日からはじめられる災害への備え4つをご紹介いたします。
1,家具を固定して倒れないようにする
阪神・淡路大震災や新潟中越地震などでは、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしました。
地震があったときに「家具は倒れるもの」と考えて、あらかじめ固定しておくと災害に備えることができます。
構造上穴を開けて壁に家具を固定できない場合は、家具と天井を固定する専用の突っ張り棒で固定することができます。
また、寝室や子ども部屋には大きな家具を置かないようにして、家具の上に物を置かないようにしましょう。
2,ローリングストックで食料・飲料を備える
災害時にライフラインが寸断された場合、自衛隊の災害救助が到着するまで3日間はみておく必要があります。
そのため、家庭では災害時に備えて以下のものを用意しておくようにしましょう。
1.飲料水…1人1日3ℓを3日分
2.非常食…3日分のレトルトごはんやビスケット、乾パン、板チョコなど
3.懐中電灯
4.乾電池
5.カセットコンロ・ガスボンベ
6.乾電池式モバイルバッテリー
7.発電機 など
また飲料水・食料品には賞味期限や消費期限があるので、ローリングストックと呼ばれる普段から備蓄を生活の中で消費して、再度買い足す、また消費するというようにしましょう。
3,非常用持ち出し袋は1年に1度点検する
近年の災害の多発で、非常用持ち出し袋を用意しているご家庭が多いと思います。
非常用持ち出し袋は用意したらそのままにしている方が多いと思いますが、常備薬や消毒液にも使用期限が定められているので、1年に1度はチェックするようにしましょう。
また、モバイルバッテリ−や乾電池、携帯ラジオなども、問題なく動作するかどうかを確認しておくと安心です。
4,家族で災害時の安否確認方法を確認しておく
家族が別々の場所に居る時に災害が発生する可能性もあります。
災害時は電話回線がつながりにくくなるため、安否確認は「災害用伝言ダイヤル171」もしくは、LINEやTwitterなどのSNSを活用するようにしましょう。
また幼稚園や保育園、小学校などの学校の災害マニュアルを事前に確認しておき、保護者の対応についての項目は、スマートフォンのカメラで撮影していつでも確認できるようにしておくと安心です。
まとめ
災害は、いつもの日常に突然やってきます。
どんなに災害に強い家を建てても、家が無事なだけでは大規模災害に備えることができません。
大切なのは、基本的な災害への備えを日常的に行い、家族の身を守ることができるようにしておくことが大切です。
災害への備えは難しくないので、今日からでもできることから始めてみましょう。
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